冬山の富士山の危険!エベレスト級の難易度? 2019年版

富士山の山頂でご来光を拝みたいと思いますよね。

 

それを実践している方もいらっしゃいますが、どのくらい富士山に登るのが困難か?

 

エベレスト並みに大変と言われてます

 

その理由をお話しします

 

f:id:yoshinoridream1014:20191103022135j:plain

 

1,富士山は火山灰や土砂の集合体

 

富士山に実際に登ってみるとわかると思いますが、下の5合目くらいまで木があります

が、6号目を過ぎてくると、背の低い草や少しの木しかありません。

 

そして上に行くにつれてもう火山灰や土砂のみとなり、果てしなく続く感じがあります

 

2,雪が降る厳冬期の富士山は難易度がエベレスト級?

 

エベレストといえば、中国とネパールの間のヒマラヤ山脈の中にある標高8848メートル

の山である世界最高峰の山であることはご存知ですよね

 

でも、富士山は3776メートルで、はるかに高い山です

 

そして、8000メートルを超えると地上の3分の1しか空気がありません

そのため、そこからデスゾーンと呼ばれております

 

でもなぜエベレストと同じなのか?

 

3,冬山の富士山の特徴

f:id:yoshinoridream1014:20191103022201j:plain


 

富士山は、雪が積もると、表面は氷の塊になります

 

そして、雪が降ると登山道など何もかも雪の下に埋まってしまうため、富士山特有の急

斜面になるのです

氷が張っているところが急斜面というと想像つきますよね

 

”滑ります”

 

そのため、ピッケルやアイゼンを使用して、少しずつ登らないと滑落します

 

そして、周りは何も無いため、強風と雪崩が頻繁に起きます

 

それが原因で毎年多くの人が命を落とす危険性を伴っているのです

 

そして気温は富士山の麓が5度だとしても山頂はマイナス20度以下になります

 

そのゆえに標高が高いので、気象も不安定でホワイトアウトになることもしばしばです

 

4,冬山で実際に起きた富士山の事故を紹介しましょう

山梨県警富士吉田署は1月4日、富士山の山梨県側6合目付近で2日に心肺停止の状態で見つかった男性の死亡を確認した。男性は東京都墨田区の男性(58)とみて確認を急いでいる。死因は外傷性くも膜下出血だった。

 署によると、男性は何カ所も骨折しており、滑落したとみられる。

引用:産経新聞

 

1月1日午後1時半ごろ、吉田口8合目で37歳男性が滑落、約3時間後に6合目

付近で心肺停止の状態で救助されるも、翌2日未明に死亡が確認されまし

た。死因は脳挫傷

その男性の滑落を目撃して通報した45歳男性も強風に煽られ10分後に滑

落、翌2日午前10時45分ごろ、須走口本7合目付近で救助され、左足打撲な

どの軽傷。

さらに2日午前10時ごろには、山梨県警のヘリコプターが吉田口6合目で心

肺停止状態の58歳男性を発見、死因は外傷性くも膜下出血。男性は何カ所

も骨折しており、滑落したとみられるという。 

引用:富士さんぽ

 

このように、元旦の日の出を拝みたいがために富士山に登山したいのがわかりますが

、自分の命を犠牲にしてまで登る必要はない

 

そして実際の体験談の書いたブログもある

storys.jp

 

5,まとめ

どのくらい厳冬期の富士山は怖いのかわかったことと思います

 

いくら低い山でも軽はずみで行くことは決してしないでください

 

富士山は、上に行くほど、斜面は急になっていきます

 

そのため、雪が積もる富士山は周りに何も無いため猛烈な風と地上の急斜面の氷になり

ます。その状況を知った上で登りたいなら登れば良いと思います