世界遺産首里城正殿が火災!再建にはどのくらいの年月がかかるのか?
私も去年首里城に訪れたこともあり、非常に残念なニュースが流れてきた
世界遺産でもある首里城の正殿が火災起こり、そして、周囲の建物も延焼した
1,首里城正殿はどんな建物なの?
・正殿
首里城正殿は沖縄の琉球王国で最大の建物と言われており、ひときわ目立ち、重要な場所とも言われている。
また、大きな庭もある。
木造建築であり、国殿(こくでん)または百浦添御殿(ももうらそえうどぅん)と
呼ばれており、文字通り、全国百の浦々を支配する象徴して重要な建物であった。
正殿は2層三階建となっており、装飾も竜の柱になっており、日本や中国の歴史にもな
い作りになっており、琉球独自の形式になっております
首里城正殿の壁は、彩色塗装しており、そこに桐油が塗られています
なお下地の一部には漆も塗られている
・御庭(うなー)
この庭も大事なところになります
この庭には年間を通じて様々な儀式が行われていた広場になっており、磚(せん)という敷き瓦を利用しており、そこに色違いの配列をした
儀式の際は位の順に立ち位置を示す目印となっている
中央の道は浮道(うきみち)といい、国王や中国皇帝など位の高い人たちだけが通ることを許された道となっています
2,首里城の再建にはどのくらいかかるのか?
首里城は、過去4回再建されています
琉球王朝時代に3回と第二次世界大戦の沖縄戦に破壊されてその度に復元と再建がされてきました
一番わかるのは、第二次世界大戦の時に破壊されたことです。
その時は1958年から少しずつ行われてきて1992年にやっと正殿などが復元されてきたのです
しかも、首里城公園全体で見ると、やっと2019年2月に正殿の裏のエリアで復元が終わ
ったばかりになります
そんな最近にまでかかった復元には、これからどのくらいの年月がかかるのかまだわか
らない状況です
何しろ、資料がほとんど残っておらず、これからの復元には相当苦労されることでしょう。
でも、前の再建の資料も残っていますので、前の復元より時間は短縮されても、値段は
数百億はかかると見積りされると思います
3,まとめ
今回は首里城の火災について書きました。
まだ、再建できるかどうか、2019年10月31日時点ではまだ決まっておりませんが、寄
付を募ると思っております
また再建できるのを心待ちにしております