天皇陛下と私たちの生活はどのように違うの?様々な視点から見ていきましょう!
2019年は、天皇陛下にまつわる行事が盛りだくさんです。
そこで天皇陛下と私たちの生活の違いを様々な視点から見ていきましょう
1、天皇陛下の食事は誰が作るのか?
天皇陛下の食事は一番大事な役割を示します
食中毒や感染症に関わる食べ物は出すわけにいかず
『大膳』という役職の方が食事を作っております
大膳の方が約二週間前にカロリーや栄養素を計算して、発表されるみたいです
そのため、ふとお菓子やジュースなどを飲むことは出来ず、厳粛に決められております
食事担当者が25人ほどおり、和食、洋食、お菓子、パンなど一つ一つ料理を作る方を変えています。
2、天皇陛下の住民票や戸籍はあるのか?
日本の天皇陛下を始め、皇族の方々は戸籍を持っておられません
その代わり、『皇統譜』というもの持っております
この皇統譜は、一般の方々より鮮明に事細かに書き記されています
現在、皇后美智子さまは一般から嫁がれて皇族になった場合、まず戸籍から除外されます。
その後、皇族譜に記録されるのです
3、天皇陛下はパスポートやビザは持っているのでしょうか?
一般の人は、外国を訪れる時は、パスポートの他にビザを申請しなければなりません
そして、有効期限があり、有効期限が切れたらまた申請しなけらばならないのですが、
天皇陛下はパスポートを持っておりません
パスポートは、一回きり、発行されます。
これは外交官や各国の首相などがそのような方式をとっているのです
入国審査を受けますが、一般の人のところより別のところでします
4、天皇陛下は、どのように服を調達されているのですか?
天皇陛下は、普段、とても多忙な日々を送っております。そのため、服を買いに行く暇などはほとんどありません
そのためお店は決められています。そこの店を『天皇陛下御用達』にもなっています
下記のページには、お店などがずらっと掲載されております
http://goyoutasi.gozaru.jp/goyoutasi/04.html
5、天皇陛下のお住まいはどこなのか?
天皇陛下の住まわれいるところは、皇居から約1、5キロ離れた赤坂御用地にある赤坂御所にお住まいになっています
そして、皇族や宮内家はまた違うところにお住まいになっており、専用の場所でもあります。
その広さは、17LDKにもなります
皇居はあくまでも、宮内庁の行事を行う場所であり、普段の住まいとは違います
6、天皇陛下の外出はどうなるの?
天皇陛下が外出する際特に気をつけなければならないことが多々あります
テロに遭う可能性、一般人と衝突起こす危険性、乗り物の故障や事故に遭う可能性が非常に高いので、周りにSPをつけて特別厳戒態勢と特別な待遇をされています
・外国に行かれる時は➡︎政府専用機を使う。しかも2機用意する
・新幹線に乗られる時➡︎グリーン車を使い、護衛やSPをたくさん雇う、そして1両貸切になることが多い。たまに3両貸切になることがある
・地方のところに行かれる時➡︎新幹線が走ってないので、専用列車を貸切になり、前面に菊の紋章と国旗を掲げて、天皇陛下は、御料車に乗られることになる
これをお召し列車とも言われる
・国内での長距離の場合➡︎ANAやJALなどの飛行機を使われることがあります
その時は、大型ではなく小型の飛行機で出向かれます
ここで専門用語を紹介しましょう
・還幸(かんこう) ➡︎天皇陛下が旅先から帰ること
・行幸啓(ぎょうこうけい)➡︎天皇陛下と皇后がご一緒に外出されること
・還幸啓(かんこうけい) ➡︎天皇陛下と皇后が旅先から帰られること
・行啓(ぎょうけい)➡︎皇后、皇太后、皇太子、皇太子妃が外出されること
・還啓(かんけい) ➡︎皇后、皇太后、皇太子、皇太子妃が旅先から帰られること
・お成り(おなり) ➡︎天皇陛下、皇后、皇太后、皇太子、皇太子妃以外の皇族が外出されること
・ご帰還(ごきかん)➡︎天皇陛下、皇后、皇太后、皇太子、皇太子妃以外の皇族が旅先から帰られること
7、まとめ
・食事は『大膳』が担当して作ること
・戸籍がなく『皇統譜』に記録される
・移動は貸切や専用車に乗られること
などになります
まだまだ、疑問やわからないことだらけの皇族や天皇皇后両陛下の暮らしでしたが、少しはわかったような気がしました
最後までご覧いただきありがとうございました