即位礼正殿の儀の流れを紹介!天皇陛下のお言葉の全文を大公開
2019年10月22日皇居の宮殿『松の間』で即位礼正殿の儀という即位を国内外に報告するために行われました。
これに参加した国の元首や傭人は180カ国とも言われています。
そこで、天皇陛下が発したお言葉を全文を書きましょう
1,即位礼正殿の儀の流れを紹介しましょう
天皇陛下が高御座に上る
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皇后さまが御帳台に上る
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参列者が鉦(しょう)の合図で起立
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侍従と女官が高御座と御帳台のとばりを開く
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参列者が鼓(こ)の合図で敬礼
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天皇陛下のお言葉
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首相の寿詞(よごと)、万歳三唱
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侍従と女官が高御座と御帳台の帳を閉じる
このような流れになっております
2,即位礼正殿の儀で述べられた全文です
皇室:「即位礼正殿の儀」 天皇陛下「象徴としてのつとめを果たす」(宮内庁提供)
天皇陛下が述べられた全文です
さきに、日本国憲法及び皇室典範特例法の定めのところにより皇位を
継承いたしました
ここに『即位礼正殿の儀』を行い、即位を内外に宣明いたします
上皇陛下が三十年以上にわたる御在位の間、常に国民の幸せと世界の平和を願われ、
いかなる時も国民と苦楽を共にされながら、その御心を御自身のお姿でお示しなってきた
ことに、改めて深く思いを致し、ここに、国民の幸せと世界平和を常に願い、国民に
寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを
果すことを誓います
国民の叡智とたゆみない努力によって、我が国が一層の発展を遂げ、国際社会の友
好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします。
本文:NHKから引用です
やはり前の天皇の上皇陛下の象徴として歩みを受け継ごうという宣告が感じられました
その後、安倍総理大臣から寿詞が送られました
安倍内閣総理大臣の寿詞 全文
謹んで申し上げます。
天皇陛下におかれましては、本日ここにめでたく「即位礼正殿の儀」を挙行され、即位
を内外に宣明されました。一同こぞって心からお慶び申し上げます。
ただいま、天皇陛下から、上皇陛下の歩みに深く思いを致され、国民の幸せと世界の平
和を常に願い、国民に寄り添いながら、日本国憲法にのっとり、象徴としての責務を果
たされるとのお考えと、我が国が一層発展し、国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁
栄に寄与することを願われるお気持ちを伺い、深く感銘を受けるとともに、敬愛の念を
今一度新たにいたしました。
私たち国民一同は、天皇陛下を日本国及び日本国民統合の象徴と仰ぎ、心を新たに、平
和で、希望に満ちあふれ、誇りある日本の輝かしい未来、人々が美しく心を寄せ合う中
で、文化が生まれ育つ時代を創り上げていくため、最善の努力を尽くしてまいります。
ここに、令和の代(よ)の平安と天皇陛下の弥栄(いやさか)をお祈り申し上げ、お祝
いの言葉といたします。
令和元年十月二十二日
内閣総理大臣 安倍晋三
引用:FNN PRIMEから
3,まとめ
今回は、即位礼正殿の儀の流れと、総理大臣と天皇陛下のお言葉を書き記しました。
このような天皇制があるのは、世界でも日本だけと言われています。
そして、645年の大化の改新からずっと続けられてきたことが日本人として生まれてきたことが感謝の気持ちでいっぱいです
最後まで読んでいただきありがとうございました