突然!札沼線の一部が廃止になりラストランになる
新型コロナウイルスの影響で札沼線の新十津川から北海道医療大学前の区間が廃止が早くなってしまった。
札沼線について振り返ろうと思います
1,札沼線はどのような路線なのでしょうか?
通称:学研都市線
距離:桑園から新十津川までの76.5キロ
札幌駅に近いことながら、北海道医療大学まで2つの学校の駅名があります。
今回は・・・・
2,今回廃止になった各町の理由
当別町・・・・
・今後も地域住民の利用増加が見込めず、国や道からの財政援助も期待できない
・JR北海道からの支援内容について大筋妥当と判断
月形町・・・・
・輸送密度の少なさ
・バスの方が安定的に運行できること
・JR北海道が代替えバス運行やまちづくりに協力姿勢を示したこと
・月形高校の生徒がバス転換を望む意見を出したこと
浦臼町・・・・
・廃線後の代替交通についてJR北海道から支援を得られる見込みが立ったこと
・JR北海道が示した国の支援を求めない5線区に札沼線が入ったこと
新十津川町・・・・
・町民の利用が少なく、今後観光振興や貨物輸送の利用拡大が見込めない
・既存バスが交通体系として確立していること
このように4つの各町の意見が廃止に賛成したことにより今回廃止になった
3,廃止する日が突如決まったこと
当初は、2020年5月7日木曜に決まっていました。
密集が避けられないとして4月24日までの通常運行から27日には沿線4町の住民を対象とした
ラストランを行う予定でしたが、
16日の北海道の緊急事態宣言を受け、前倒しして17日の午前10時がラストランとなってしまった。
びっくりしました
この時の模様が、HKBのヘリと新十津川町のライブカメラによって撮影されました
こちらの画像は、新十津川駅の様子です
こちらは北海道医療大学駅のヘリからの写真
こちらは、終点石狩当別に着いた時の写真
このようにオンラインでお別れを伝えることができました
4,現役時代の新十津川駅を写真を振り返ってみましょう
新十津川駅の駅舎です
こちらは、着いたホームからの駅舎の様子です
駅名の看板です
近くに保育園があり、降りてきた乗客に一人ずつ子供達が絵葉書を配ってくれていました
出発する際は、みんな集まって、お見送りもしてくれました
終着駅らしい雰囲気もこの駅では賑やかでした
過ぎ去っていくのも風景画を見ているかのような雰囲気を漂わせていました
最後に記念に切符を購入したところその日の翌日ラストランと決まりました
5,まとめ
今回は急遽、札沼線の一部が廃止になりラストランを迎えたことで、思い入れのある路線でした。
そして、終着駅新十津川駅では、保育園の子供たちが元気な風景が見られた駅でもありました。とても寂しいです。
でも、最後のラストランが現地に行けなくても、動画で配信してくれたことは感謝しかないです。
今回も最後まで読んで頂いてありがとうございました