SFC修行を兼ねたANA777に変わる前の政府専用機を見に千歳航空祭2018
2018年2月から始めたSFC修行でもうブロンズに達成して、何か探している間に、今年ANA777に変わるため、今の期待が引退する政府専用機を間近で見えるイベントの千歳航空祭に行ってきました。
政府専用機を支える車両たちも紹介して、一挙に盛り上がりを見せました。
目次
政府専用機とは
・名称
色々と呼び方があります
政府による正式呼称『日本国政府専用機』
航空自衛隊における正式名称『特別輸送機』
英語表記『Japaniese Air Force One/Two』
・誰が運用しているの?
日本の総理大臣や要人たちの輸送や国民の輸送業務しており、管理と運用は航空自衛隊が受け持っています。
だが、整備はJALが受け持っています。
航空自衛隊から選抜された『航空自衛隊特別航空輸送隊第701飛行隊』と呼び、それを呼び名は『特輸隊』と呼ばれています
この人たちは、日本航空で訓練された特別空中輸送員(客室乗務員)と呼ばれるものの他に、操縦士、整備員など運航に関わる方達で結成されています。
・787の政府専用機2機体制?
政府専用機は、2機体制で運用しています。
運航する時は、必ず2機で飛行されて、現地で一機がダメになってももう一機があるためそれで運航しています
だが、その時懸念するのは、整備するところにもう一機がないことです。
渡航先で何か危ないことがあり2機ともダメになった時や、渡航先で危険なことが起きた時に、応援に駆けつけることができなくなってしまうこともあると想定して3機目も必要になると思います
でもその時の政府の予算上、3機目は作れないという理由で作らなかったこともあります
・787の歴史
今の政府専用機ができる前は、その当時唯一国際線を結んでいた、日本航空の飛行機をチャーターしてそれに皇后や総理大臣も乗っていたという。(普通に定期路線で使われている飛行機)
それではダメということで、特別機を作ろうということで作られました。
その時の機体の選び方は、ヨーロッパやアメリカまで途中降機しなくても行ける当時唯一のアメリカのボーイング社が開発していた、ボーイング747ー400を使うことに昭和62年に2機導入する閣議決定されました
その予算が2機で360億円と言われています
1992年アメリカで試験飛行を繰り返し行い、正式に1993年に要人を乗せて初飛行を行われました。
その数300回以上飛び、訪れた国は94カ国に及びます。
でも、使用開始から20年経過しており、耐久年数がもう時期迎えることと空港の小型化もされていることで、2019年3月から使われていた政府専用機は退役して次はANAの整備に代わりボーイング777ー300ERに変わることが決定されています。
政府専用機を支える仲間達
政府専用機を整備するにあたって、整備するのに欠かせないのが車両です
全て飛行機の大きさに合わせて作られた車両で、カラーは政府専用機と同じカラーに合わせています。
一つずつ見ていきましょう
1,トーイングトラクター
皆さんもご存知の通り、飛行機を引っ張る車両です。
こちらは前後運転席があり、前方確認するために、運転席が昇降式になっております
2、ディアイシングカー
徐氷液とお湯を出し翼や胴体が凍るのを防ぐ役割してます
飛行機は速いスピードで飛ぶから氷なんて付かないと思ってしまいますが、それが違うんです。マイナスなると一気になんでも付着します。
付着すると安全性に支障が出るのでそうならないために、出発直前に撒いているんです
3、マーシャリングカー
この車両は、飛行機の誘導の際に使われます。
飛行機のコックピットとほぼ同じ高さになるんです
4、電源車
飛行機の駐機中エンジンが切られて、整備をするのに必要な電力がなくなってしまいます。そこで登場する車です
5、高所作業車?
こちらは、窓を拭いたり高いところで作業するにあたり使われる車両です
このように政府専用機限定車両が多く活躍しており、そのおかげで安全運行に役立って来ました。
そのほかにも自衛隊ということなので、戦闘機や輸送機など展示されており盛り上がりました。
政府専用機が目の前に現れる
・まず1号機目から登場です
いよいよ政府専用機が目の前にやってきました。
最後のファイナルということで、サービスしてくれました。
・2号機目ひっそり登場
さすが日本の翼です。
2019年3月で退役になるのが寂しく日本の誇りです
番外編
・ドアオープン
・荷物入れる扉オープン
まとめ
今回は2機同時の展示でそして、最後の展示になりました。
また来年新旧で展示してくれたらいいなと思ってます。